投信設定(笑)

ようやっと尻尾が見えてきたかなあ、というところ。
まだまだ1、2週間はしぶとそうだが。


単純平均で見れば、2006年の2.7を頂点として、同年7.19まで5ヵ月半の下降トレンドを形成。
そこから2007年7.9までボックストレンドを形成。1年弱。
そして2008年の3.17までが下降トレンド。8ヶ月とちょっと。


3.17の底値を割るのは相当に難しいと思われる。
なぜならば、3.17の単純平均底値は、2003年の日経平均8000割れの歴史的安値の時点よりも、さらに安いからだ。
それだけサブプライムの衝撃がすごかった、ということだが、国内だけ見れば、あのときよりもファンダメンタルズが悪いわけではなく、相当の理由がないかぎりは割れないと思う。


となると、下降トレンドはひとまず転換か、という見方になる。
長期的に見れば、2006年の2.7からなので、2年3ヶ月以上の日柄。
まあ十分と言えば十分だろう。
可能性は十分あると言ってもいいのではないか。


すると、このあと上昇トレンドになるのか、底値圏のボックストレンドになるのか、というところ。
これもまた、この後上昇トレンドになるとは思えない。サブプライムまだまだぜんぜん解決してないし。
消去法でボックストレンド。。。か?


トレンドは相当に日柄を経ないと見えないので、今の段階での予測は本当に単なる予測に過ぎない。
予断にならないように注意すること。
そのために毎日、さまざまな兆候を監視しているわけなのだが。


他にも指摘している人がいるが、10年に一度・数十年に一度(あるいは1928の恐慌以来)という規模の金融危機であるサブプライム問題の震源地・USで、株価がぜんぜん下がっていない。。。
日経平均は30%もの下落に見舞われたことを考えると、どう考えてもおかしい。
高すぎるだろ?NASDAQもしかり。


まあこの後どうなるかだな。半年後、一年後にまたチャートを見直せば、どこに兆候があったかがわかってくるかもしれない。
そのときまでせいぜい、日々生き残ることだ。


直近のことを省みると、1.22で底だと思ったよ。トレンドの。
まさか、1ヶ月ちょっとで天井、そのあと2週間で急落して単純平均300円割れを起こすなんて、ぜんぜん見えなかったし、だから乗れなかった。


ただ、トレンドよりも短いスパンを見て売買しているので、2月後半で買い玉手仕舞い、というのははずさなかった。
悔やまれるのは、そこでド転売り、3.17以降には買い越し、という機動的な動きができなかったこと。
別にポイントを捉えなくても、2月末日あたりから少し売り玉を建て、3.17を少し過ぎた辺りで利確、3月中に買い玉建て、と行くことができれば十分だった。


まあ結果論だが。
しかし、2月後半は明らかにさまざまな兆候が過熱を表していた。ここでド転売り越しは、難易度的にはそれほど高くなかったのではないか。
また、3.17は日柄も指数もまだまだ買い越すには恐いところだったが、単純平均300円割れ、という長期トレンドの節目をつけたことに着目すれば、3月後半で買い方に回ることは不可能ではなかったかと思う。


3.17はこういう転換の仕方もある、ということで非常に勉強になった。
最後に適当なことを書いておくと、ダウは1万ドル割れもありえる。日経平均は3.17の11691を割るのは至難の業であろう。
瞬間風速はあったとしても、そこを割れてずっと下押すのは難しいのではないか。


つまり、2008年中にダウと日経平均が逆転する。
ほんとうに、こういう予言の類って、投資に何の役にも立たないな。ただ勝手なことほざいていい気になっているだけだ。
自分で言っててむかつくよな。