いったん利確

あまりの急騰ぶりに。。。短期間で急騰した場合に利確する、これ鉄則。
なので言い訳としては鉄則のひとつにしたがった、ということに。


ここでひとつ問題が。それならなぜ金曜日に利確しなかったのか、と。
答え。あの時はまだ騰落レシオが相当に低く、また為替の行方も見極めたい、ということだった。日銀のオペも開始したばかり、その影響もあって、円高に歯止めがかかりそうだったから。
もっと言うと、これほど急激に戻らなければ今日利確することもなかったはず。もっと為替の動きも緩やかだったなら。
今日の決め手は前場が終わった後の為替の動きが、また円高に揺り戻すように見えたから。
これほど急激に振れたら、それは無理もないし、また十分な利が乗ったところで無理な勝負を仕掛ける必然性もない。そういうこと。


13.8%取れた。
恥ずかしい話だが、これでようやっと元本復帰。。。長かった。。。
この一年間の反省点は多い。


さて、この利確が果たして吉と出るか凶と出るかは相場次第。
次にまた明確なポイントが見えれば引き続いてポジション取りができるが、曖昧な相場が続くと、また4月の二の舞になりかねない。


しかし明確な兆候が揃ってから測量を開始する、という鉄則にしたがうなら、もし相場が見えなくなってしまったらそれは仕方がない、ということになる。
相場が自分の手法に味方してくれるかどうか。
さてどうなる。


いや、それは見方が違う。
相場を当てにするのか。利益の出る確率の高い方法をこちらが選んだ結果、必ずしもすべての機会を利用する事はできないが、リスクを抑えて十分な利益を得る方法を練り続けているのではないのか。
だから、「相場が味方すればここで利益が取れるのに」という考えには、自分の手法に相反する志向が見える。
それは、「いつまでに、いくら、利益を得なければならない」という儲けエゴだ。
確実にリスクが低くて利益が取れる確率の高い機会を待つ、というのが基本のアイデアのはずだ。
そこを取り違えないようにしなければならない。
相場が個人の都合に沿って動くなどという事は、ありえないのだ。