2011年

思ったほど上昇しないかも。
排出権をはじめ、環境関連のテーマが尻すぼみ。それというのもCOPの合意の相次ぐ失敗。
むしろ2010年は資源争奪、という方がテーマになった。


なので、争奪&代替技術開発競争、という方が有望な成長分野になりそうだが、これまで原発、太陽光、自然エネルギー、電気自動車にフォーカスしていただけに、転換がそうすぐにできるか。


資源争奪によって資源が高騰すれば、それは世界の全体的な経済成長を抑える要因になる。
むしろ株価にとってはマイナス。
資源や債権の方が株よりも有望、という流れは2011年も続くのではないか。


まあ債権が崩れない、というのは副作用だが結果オーライなところもあるわけだが。しばらくはなかなか全体回復しないで、個別テーマという相場が続くのではないだろか。


内需は絶望的。しかし需要喚起をしていかないと生き残れない、という認識が広くひろまりつつあるような気がする。
これから頭のある経営者たちがみな、そこに向かって集中するので、何か新しい産業がそこから出てくるかもしれない。
しかし地道な積み上げの時期ということではないか。


などと柄にもなく長期予測してみるが、まあ単なるたわごとだ。
飲み屋で管巻いているのと同じこと。つまりは無駄話というわけだ。


2010年はつまづきあり、挽回あり。
結果はちょこっとのプラスのみ。まあ手ひどくやられたので、プラスにできただけでも御の字だ。


油断しないで眼を光らせて柔軟な対応を迅速に行うこと。
今までよりもより良くできますように。