3月17日の市場テクニカル指標

[日経平均]
騰落レシオ25: 87.1
騰落レシオ10: 125.7
RSI 14: 52.97
25日移動平均乖離率: +2.18%


[JASDAQ指数]
騰落レシオ25: 85.47
RSI 14: 42.22
25日移動平均乖離率: +0.92%


[寄り前外国人手口]
360万株の売り越し


週間指標:
[信用取引]
損益率: -6.94%
売り残推移: -300万株、+227億3000万
買い残推移: +3680万株、+400万円


日経平均について:
騰落レシオ10で、直近の騰勢が見て取れる。
一方、25ではまだ割高とはいえない。
RSIは中立。
25日移動平均を越えてどうなる?


JASDAQ指数について:
日経平均に比べて出遅れ感。東証一部よりも出遅れている銘柄が多いことを示す。


外国人手口:
外国人は寄り前売り越しだったにもかかわらず、日経平均が上げた。配当取りで買われた銘柄が多かったようだ。


信用取引
多いなあ。損益率も、低い水準とはいえない状態になりつつある。
買い残は12月以来5兆円台。市場全体が冷え込むようなニュースがあれば、またもや暴落する可能性がある。
できるだけ早めに手仕舞いするのが吉。


結局、企業業績が好調であり、2007年3月期までは、増益基調が続くという見通しである。
ということは、当面は市場は底堅く推移すると予想される。2007年3月以降の見通し感が形成されるのは、来期中間決算以降か。


市場の懸念は金利。現に先週の売りは利上げ懸念が原因と言われている。
実際にはどうか。そんなこと知るか。
しかし、日銀当座預金が6兆円台にならないと、短期金利を上げ方向にコントロールするのは難しいと言われている。てことは、日銀当座預金残高を観察していれば、利上げの時期がだんだんわかってくるだろう。
いずれにしても、今の時点で反応するのは過剰防衛じゃないかと思う。


しかし外国人も、量的緩和解除の時は、低金利が長期的に続く見込みと言って買い、先週は突然、夏には日銀が利上げに走るという思惑で売り。
どうかしてる。
ま、なんやら日本の低金利を利用した資金調達をしているらしいので、ぴりぴりするのもわかるけど。あまりかき乱して欲しくない。


で。じゃあ見通しどうするの?
現物は、安く仕込めているのでこのままホールド。3月末に一部入れ替え予定。つまり、権利日前に売って、権利落ち後に新しい銘柄を買って入れ替える。配当はいらん。
今から1年、2年の見通しで成長できる銘柄を仕込めた、と思ってはいる。


信用は。。。早く売りたいけどマイナス分が多くて身動き取れないってのが本音。
今月中にプラ転して利確が理想なんだけど。遅くても4月中には処分したい。5月になって、東証がシステム増強すると、今度は信用取引優遇措置の解除懸念が。これが一番恐ろしい。
実はこっちによる市場の冷え込みが、金利懸念より先に来るんじゃないか。。。
目標は保証金維持率150%以上。
遠いな。


今年後半には、短期取引の手数料を上げるという引き締め策をすでに発表しているし。
優遇税制の解除もあるし、利上げはもちろん、今後は当局の引き締めがだんだんだんだんと厳しくなってくるのでは。と思う。
そのときは買い残多く、テクニカル指標が悪化しており、流動性の高い銘柄にショートを仕掛けるポジションに転換すること。