週の初日は波乱の足

上下ひげの陽の極線。実体部分は10円弱の値幅しかない。上髭は150円弱と長し。
となると、まだまだ買い方の優勢は見えてこない。


各国中央銀行は、連日の資金供給。
これはここ20年間のさまざまな金融危機時の緊急供給額を超える規模だというから、ものすごい。
未だに誰がどれだけ損したか、全容がわからない状態なんだけど。


米系の大手投信でも、年初来26%のマイナス、とかいうのが出てきているらしい。
恐ろしい。。。
中銀の緊急オペで金融危機がひとまず去っても、損失が補填されるわけではなし。。。
次はこういったファンドの解約懸念と戦う事になるわけで、どう見ても買い方に不利な状況かと思われる。


騰落レシオは東証一部もJASQも60台で、当然普通なら買いシグナルなんだけど、こういう状況判断も、今回逆に張っている理由のひとつとなっている。
逆張り逆張りで、結果順張りか?
月のスパンで、買い方が優勢に転じる機はないだろう、となめている(日柄調整が若すぎると判断している)わけだ。


ま、毎日足を確認してはいるんだけど。
10年に一度の金融危機で、こんな程度の下げで終わるとは思えないし。
引き続き明日以降の日足に注目。