戦略

いずれにしても、ここからは下がりこそすれ、18000円台回復はきわめて難しい。
理由は例の問題。


となると、波に乗るには下落の波に乗る方が有利である。
幸い、東証一部の騰落レシオは先週急騰して、80台に乗せた。今週もこの傾向が続けば、100を越えてくることもあろう。


とにかく、はっきりわかる、見える指標の動き、値動きで出動すること。
微細なところを捉えられるほど精緻な分析は行っていない。またできもしないのだから。
8/17を忘れるな。


それともうひとつの懸念点というか、注意すべき点が。
2006年7月から始まった、ボックストレンド。それが今回の問題をきっかけに崩れる可能性を念頭においておくこと。
つまり、下降トレンドへの転換があるかもしれない、という点。


それは今週の戻り具合がひとつ、ヒントになるのではないか。
そして、その目安として週足というのはひとつの判断基準になるのではないか、と感じている。
あと単純平均ね。


下降トレンドのポジションの取り方だが、さっぱりわからない。もちろん、2003年の日経平均8000円割れも体験しているが、そのときは高配当銘柄を現物でずっと何年も持っておけば回復するだろう的な塩漬け作戦だったので、指数なんか見ちゃいねえ。


トレンドを意識した売買をするようになってからは、始めての下降トレンドを経験することになるかもしれない。
そういうときに、どういう波に乗ったらいいのか。
騰落レシオは指針になるのか。逆張りで効果はあるのか。


bnf氏は下降トレンドのときこそ逆張りが儲かる、と言っているが。。。
どうだろう。そうそううまく乗れるかね。。。
普通に考えたら、下降トレンドは平均株価指数が大きく下落するわけだから、騰落レシオが過熱圏で売り、というのをセクター間違えずに繰り返すことで利益が出る、と思うのだが。


2003年当時の指数とレシオを見比べてみて勉強するか。
まあ、現在のような売買スタイルになってから1年。
まだまだ試行錯誤の連続で、安定して勝てるようになったわけではないところから、これからも苦しい戦いが続くと思われる。


無理をしない、しかし明確な勝機が見えたら突っ込む、というスタイルを崩さずに。
思惑売買はしない。微細な兆候を見出そうとしない。そして、波に逆らった売買をしない。
かつアンテナを張り巡らす。
人の思惑に乗らない。指数が最後のよりどころ。


なかなか難しい。