崩壊ではない

崩壊というのは、放置した挙句にコントロールが効かない状態で相場が下がっていくということだろう。リーマンの時みたいに。あるいは日本の90年代バブル崩壊とか。後者はそのとき渦中にはいなかったけど。

こうして見ると、愚かにもバブルの崩壊を招いたケースってのは少ないね。

今回は自分で開けた蛇口を自分で閉めるだけなのだから、別に崩壊したわけではなかろう。マーケットが動揺していたとしても、それは中央銀行が望んだ展開なのだから。

ということはリーマンのような激烈な下落にはならないであろう。時間をかけてより適正な水準に戻っていくのではないだろうか。

これは単なる感想であって、相場に対する戦略・戦術の一部でもなんでもない。なぜなら市場の中の値動きを予測することなど何人にとっても不可能なことであるから。ただ指標をたよりに確率の大きな方に賭けていくことを繰り返すしかない。