当たり前だろ。
だって失われた30年の間、生産拠点はどんどん中国や東南アジアに流出して行った。人件費が高くなったから当たり前だよね。
その間GAFAのような新しい産業を産み出せていない、雇用を創出できていない。だから相対的に貧しくなっていく。
やることやってないから得るもの得られない。まったく当たり前の話で、政権・政策がどうのとか他人のせいにする話じゃあない。
そうはいっても一度は世界2位の経済大国だった。まだ3位。全体で見れば十分豊かで、尻に火が付いたとはとうてい言えない状況。だから他人のせいにする言論がはびこるのかもしれないけど。本当に貧しくなったらそんなことは言ってられなくなるはず。
真面目な話、本当に貧しくなれば円が弱くなって生産拠点を呼び戻せるかもしれない。高いサービスレベルを武器に観光産業で外貨を稼げるようになるかもしれない。だから悪いことばかりじゃないとは思う。
今みたいに中途半端に金持ちだから問題に取り組むモチベーションもなく、だらだら無駄に不満を垂れ流しているよりもよっぽどいいかもしれないと思う。
子や孫の世代はもっとしたたかに外国と渡り合って稼いでほしいものだ。80年代バブルを経験していると「あって当然」「もらえて当然」みたいな意識の人がしばしばいて唖然とさせられる。いつまで「ジャパンアズナンバーワン」気分なのか、恥ずかしくないのかな。