FRBが公定歩合引き下げ

足について見直そうと思って起きたら、新たな展開が。
欧州株は、昨日の下落を戻すところまでは行かなかったが、大きく反発。来週前半の日本株のイメージはこんなところか。


USも反発。目先下げ止まった格好に。
そして為替もなぜか円安に振れる。


公定歩合を引き下げたからといって、実際に直接金利に影響するわけではないので、何かが好転したわけではないのだが、やはり心理的なものか。
FRBのフットワークが軽いことを印象付けて、来月はFF金利の緊急利下げがある、というイメージが作られた。先走って、ベイルアウトがあるかも、とか。そういう心理的効果でしょう。


売り方としては、日柄に注目すべきであり、一時的な戻しに狼狽してはならない。
今日の下げが異常なのであり、来週は一時的にリバウンドするだろう、というのはむしろ常識的なものの見方。
リバウンド具合がどうか(今週新たにできた、大量のシコリ玉をどこまで処分できるか)、というのが来週のポイントになろう。


為替は115円より円安に振れられるかどうか、というのがポイントとなろう。


さて。日足は三日連続して窓開けて長大陰線。今日は何年かに一度しか見られない特大長大陰線。上下のひげがわずかにあり。
逆三空の態、とかいう人もいるが、三空なら極線で構成されるはず。 => そこが、これまでの需給方向転換を暗示するミソなわけだから。


実際には、ここから逆転するには今日の4兆2000億円の玉と戦わなければならない。ので、引き続き買い方は苦しいと思われる。


しかし株価指数は今不安定すぎて、あまり参考になってないかな。。。
各国市場の連動性も薄れてきている印象。
為替を見ていた方がいいか。


週足は1490円の長大陰線。6週連続陰線で、直近4週はツタイの下落。