来週のポイント

公定歩合の緊急引き下げにより、すでにドルは対ユーロで下落したという。
FRBの利下げは、円高要因。これ重要。114円台をキープできなければ、リバウンドは思いのほか小さく、それどころか続落する可能性さえある。


たとえ大きくリバウンドしたとしても、売り方としては泰然自若としてあること。
昨日の勝利は想定外。常識的な予想としては、15000後半から16000前半くらいであろう。


FRBといえども神ではない。
現実に発生してしまっている各ファンドの損失をどうするのか。
ベイルアウトにはまた政治的なハードルはあるし、それをクリアしたとしても、すべてのファンドを救済することなどできはしない。
そう考えると、利下げも恐怖心を抑制することしかできないわけだ。


だから、売り方優位の情勢に何も変化はない、と見る。


来月の状況を見据えた相場感を持つこと。